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夏越の祓

6月30日は夏越の祓(なごしのはらえ)の日。
夏越の祓とは、1年のちょうど半分にあたるこの日に
ここ半年間の罪や穢れを祓い
これからの半年間を健康に過ごせるように祈願します。

だいたいの神社が6月30日に夏越大祓式を執り行ないますが
混雑を避け、27日(日)城南宮に行って来ました。(拝殿は修復中)
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茅萱 (ちがや)という草で編まれた茅の輪をくぐり
残り半年間の無病息災を祈願します。(チタンで葺替された本殿の屋根がピカピカ)
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和歌を唱えながら、まっすぐにくぐる
せっかく予習して行ったのに、8の字じゃなくていいのね~w
感染症予防のための特別バージョンのようです。
まっすぐくぐり本殿に参拝。コロナ終息!ご利益がありますように<(_ _)>
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人形(ひとがた)流し
半年間の罪や穢れを移した紙の人形を
「禊(みそぎ)の小川」に流して心身を清め、無病息災を祈願します。
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神苑拝観料600円を納め入苑。雨なので誰もいない…
人の形をした紙を身体の左右にあて、息を吹きかけ
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知らず知らずに犯した罪、汚れをこの紙に乗せて水に流します。
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曲がりくねった小川、途中にかかると神職の方が
長い竿で軌道を修正、流してくださいます。
主人はあちこち引っかかったそうですが、私の人形は
写真を撮る間もないくらい、スムーズに流れて行きました^^
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茅の輪くぐりと人形流しで、残り半年心身ともに健康で過ごせますように。
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城南宮の神苑は「しだれ梅と椿まつり」で何度か紹介しています。
枝垂れ梅が咲き誇り桃源郷のようだった「春の山」
緑の季節もまた清々しく風情があります。
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夏椿が一輪密やかに咲いていました。
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京都の夏越の祓に欠かせないのが、「水無月」と呼ばれる和菓子。
三角形にカットした形にも、厄除けの意味があります。

梅雨の真っ只中ですが、晴れた日の空には入道雲がモクモク
7月に入ると暑さも本格的になりますね。
年を重ねるごとに、時間の経過が速く感じますが…
今年後半も日々を大切に、ポジティブに過ごせればと思います(´ω`*)

今日のクーちゃん6月29日
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